近頃の日課は兎に角 夜道の散歩 お供にするのは 妙な不安と
運動不足の体で歩く 時間も喰うけど 心は軽くなってく
生まれてずっとこの街 野犬も減ったがマジで 好ましい？
コンビニ無しの昔 足、伸ばし 下の店で買ってたな 駄菓子
良かったことや悪かったこと 楽しかったな 悲しかった
もう少しだけ歩ける気が 続きがあれば何て言った
今はちょっとだけ遠回り 心が自分に問うままに
昨日より遠く さぁ挑め これは君の道 無い 二度目
結局、すべては一個の流れ 生まれて死んで その先は離れ
転がる世界も 自分次第さ 空気を吸う 吐いて味わう
この瞬間が人生のすべて 戻りは面倒 一人で拗ねて
それでも訪れるのが終わりさ 描く モナリザ ゴールなど無い
綺麗な夜景に出会う時 思い出 せがむ 少しスローダウン
汗ばむ肌ともよく相談して 速度を0に 虫の歓声
気付いた “今” こここそ目的地 全て繋がった意味 持つ歴史
灯りの先には人が暮らし 車の数だけ 目指し、行くらしい
勝手に歩いて 捨ててた会話 それでも何処かで 振られた 賽は
遠くから来てもないのさ 理由 人を想う いつでも自由
あの日の言葉も転がるオセロ 答えは無くても 歌を歌う
気付いた “今” こここそ目的地 深呼吸 家に帰ろう
この道 歩く
